コンセプト

日本の伝統技術である漆・蒔絵。
漆の利用は古く、縄文時代から使われてきました。その時代により用途は変わり、土器の接着や装飾品に利用されたり、漆棺の存在も確認されています。
また、蒔絵も奈良時代より使われてきた技法であり、平安時代には貴族の調度品としても蒔絵は用いられてきました。しかし近年、日本の漆産業も大変厳しい状況です。
漆を採取する漆掻き職人も300名から約20名まで減少し、また日本の生活様式の変化に伴い、身近に”うるし”を感じることが少なくなりました。
日本における漆産業の再興と蒔絵師の後進の育成、また漆の魅力を国内外に幅広く知ってもらうため、この度、新しい試みとして楽器に蒔絵を施すプロジェクトを開始しました。

漆・蒔絵

漆を塗られた道具を漆器といいます。黒く輝く漆塗りは伝統工芸としてその美しさと共に強靭さをも併せ持ち、食器や高級家具、壁・床材、さらに楽器などに用いられています。
また、それらの漆器の表面に絵や文様、文字などを描き、それらが乾く前に金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで器面に定着させる技法を蒔絵といいます。

蒔絵楽器

お客様のご希望・ご要望をお聞きして、何度でも納得のいくまで対話を重ねて一つの商品を作り上げていきます。
楽器本体はお客様からご提供いただき、その楽器に漆塗りと蒔絵を施します。
基本的に殆どの楽器に塗ることはできますが、わからない場合はお問い合わせ下さい。

参考作品

参考作品01
参考作品02
参考作品03
春秋蒔絵トロンボーン  参考価格 200,000円
水面や水底に漂う桜や紅葉がグラデーションのように折り重なって表現されています。

プロからの評価
  1. 音がまろやかになって、丸みが出た。
  2. 響きはデッドになったが、その分マイク乗りは良さそうだ。
  3. 吹奏感は何も問題無し。音が当たるポイントもしっかりある。
  4. こういう音が好きな人はいそう。
  5. 全体を隙間なく塗ってしまった分、響きの広がりがより押さえ込まれて、自分の吹いている音が聞こえにくい。チューニング管とスライドの先部分を塗らないだけで音の鳴りはだいぶ良くなるのではないか。
※塗る場所は、楽器の一部やパーツのみでも承ります。

【ご注意】
少なからず音に影響があります。
音色に関してのクレームは受け付けられませんので、ご理解ご納得の上お問い合わせ下さい。

発注・お問い合わせ

  1. ご利用ガイドにある「お問い合わせ」より『楽器の種類』・『どのような図案』が良いかをお問い合わせ下さい。お電話でも承っております。
  2. 確認いたしましたら、折り返しお返事をさせていただきます。
  3. 蒔絵のレイアウト・お見積もり・納期をご了解頂けましたら職人に手配致します。
  4. ご入金確認後に商品発送となりますので、郵便振替(ゆうちょ銀行)/銀行振替、またはクレジットカードか商品代引よりお選びください。
  5. 完成しましたらご連絡後に発送させて頂くかご来店にてお受け渡しとなります。
世界に一つだけの蒔絵楽器
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「蕎麦春秋」インタビュー
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